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体の勉強ノート/腕・肩のこと
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【コンテンツ】
#20 「伸張反射」
#19 「首を左右に向ける(回旋)と痛む 
#18 「首を真横に傾けると痛む」
#17 「首を後ろに反ると痛む」
#16 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(T1の場合)」
#15 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C8の場合)」
#14 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C7の場合)」
#13 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C6の場合)」
#12 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C5の場合)」
#11 「神経学的レベルの検査」
#10 「のどぼとけ」
#9 「首の大切な血管」
#8 「頚椎椎間板ヘルニアそのA」
#7 「頚椎椎間板ヘルニアその@」
#6 「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」
#5 「僧帽筋(そうぼうきん)」
#4 「変形性頚椎症」
#3 「頭痛の原因となる筋肉」
#2 「ストレートネックとは」
#1 「首の骨(頚椎:けいつい)」


【関連ページ】



#20 「伸張反射」

こんな経験ありませんか?
バス、電車に乗っていてウトウトと眠たくなる。いつの間にか寝入ってしまった。

と、そのとき!!

首が前に倒れたと思ったら、ガクッと首を元に戻す。そして、ハッと気がつき目が覚める。
実は、この瞬間的に起こる動作ってとても大切なことなんですね。人間に、もともと備わっている防御反応のひとつです。

これを“伸張反射”といいます。

筋肉が引き伸ばされると、その引き伸ばされた筋肉は反射的に収縮して張力を現します。これが伸張反射。筋肉が「あっ、引き伸ばされる、危ない!!」と感じ「よし、元に戻そう」と働くのです。
人間には、このほかにもいろいろな反射があります。自然に備わった防御機能。人間の身体ってうまくできてますね。


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#19 「首を左右に向ける(回旋)と痛む」

#18の「首を真横に傾けると痛む」でご紹介したものと同じケースで、この動作により、首、肩、肩甲骨周辺にこりや痛みがあり、腕にシビレをきたすことがあります。(=神経根症)

また、この動作により以下のような症状が見られる場合・・・

・めまい、ふらつき
・転倒、意識喪失
・嚥下障害
・構音障害(※)
(※生活している環境において、使われている言葉が正しく構音できず、周りの人に言いたいことが伝わらない状態)

・足の運動失調症
・吐き気、嘔吐
・顔の片側のシビレ
・眼振


これらの症状は、首を左右に向けること(頚部の回旋)で、椎骨動脈が圧迫されてこのような症状が現れます。(=バレリーウ兆候といいます。)(※椎骨動脈については、#9を参照してください。)
このような症状に近いケースの方を施術したときに感じたのは、首の筋肉全体が固いことです。首だけではなく、肩、背中、腕も固くなっています。日頃から、軽い運動やストレッチをして、首周りの筋肉をしっかりケアすることが大切ですね。


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#18 「首を真横に傾けると痛む」

首を真横に傾けると、首の付け根や肩甲骨周辺などに痛みや、こり感が現れる、また腕(上肢)にシビレを感じることもある。これは、“神経根症”と言われるもので、30〜50歳代の男性に多く発症するといわれているもので、頚椎の椎間板や骨の変形により、神経根を圧迫して発症します。
(神経と腕のしびれとの関係性は、#12〜#16を参照してください。)

また、しびれはなく、頚部、上背部の痛みやこり、僧帽筋が硬いなどの兆候、症状が見られる場合、頚椎の挫傷または捻挫が考えられます。それをチェックする方法として、

@自分で首を真横に倒していくのに対して、検者が抵抗を加えて痛みの反応を見る。痛みが出る場合は、頚椎の筋繊維の軽度の断裂や裂傷を示唆します。

Aもうひとつは、検者に首を真横に倒してもらうことで、痛みが出る場合は、頚椎周辺の靭帯の捻挫を示唆します。

@のように、真横に倒す動きに対して抵抗を加えた時の運動は、筋繊維にストレスを欠けます。
Aのような、他動的に動かしてもらった時の運動は、靭帯にストレスをかけます。
ご自身で、首を真横に倒した時、肩から首にかけて突っ張り感がある場合は、その部分の筋肉がこっているか、張っているかだと思いますが、もしきつい痛みや、腕の痺れなどある場合は、上記のような症状が考えられます。
そのときは、専門に診てもらうことをおすすめします。


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#17 「首を後ろに反ると痛む」

頚椎(首を真横から見た図)
 
天井を見るように、首を後ろに傾けていくと、首の後ろが痛くなる。
後ろに傾けて、なんとなく首や肩の付け根あたりになんとなく違和感がある。
このようにほんの少し感じる程度であれば、周りの筋肉が硬くなって凝っているんだなでいいのです。

が、

後ろに傾けて、首の後ろが痛むと同時に、腕のほうに痛みやシビレが走るような場合は、ただの凝りではなく、首の神経根に影響をきたしていることがあり、頚椎椎間板ヘルニア、椎間孔内の骨棘(こっきょく)、椎間板の変性などの病変が考えられます。

上の図の赤色部分(椎間板)を見てください。曲がっている内側部分をみると、間が狭くなっています。首を後ろに倒すと、このように椎間板が圧迫されます。これにより、神経に触れ痛みやシビレを起こす仕組みになっています。ほんの少しの違和感であれば、ゆっくり首のストレッチ、軽い首の筋力トレーニングで軽減、予防できますが、顕著に痛みがある場合は、精査をおすすめします。


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#16 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(T1の場合)」

頚椎神経   上腕、前腕の近位半分の内側の知覚
 
上図(左側)にあるT1という神経に影響をもたらしている場合、どこをみるか?

T1の場合も#15でお伝えしたC8同様、反射テストがなく、筋力テストと知覚テストで行います。
筋力テストでは、手の指先をそろえて、外に開く動作(指外転筋群)に対して、検者が指を開かさないように少し抵抗を加えて筋力をチェックします。

知覚テストは、肘の内側辺り(上右図参照)を刺激して反応を見ます。

今回で、首(頚椎)の神経つながりシリーズは最後となります。このようにつながりを見ていると、感じることがあります。「人間の身体は本当によくできているものだな」ということ。
このつながりがあるからこそ、所見で判断することができる。(正確にするには、XP検査が必須ですが)早期に主原因を見つけることができ、早期治療、早期回復につながる。

人間の身体は、事が起こる前に、必ず何かしらのサインを送っている。
このサインを見逃さないようにすることがとても大切だと思います。


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#15 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C8の場合)」

頚椎神経   薬指、小指 知覚テスト
 
上図(左側)にあるC8という神経に影響をもたらしている場合、どこをみるか?
このC8には反射テストがなく、筋力テストと知覚テストのみとなる。
筋力テストでは、手の指の部分が対象となる。
指をパーに開く動作、握る動作に対して抵抗を加えながら状態をチェックする。
知覚テストでは、薬指と小指の手の平側、小指のラインからまっすぐ下に下がったところ(上右図参照)を刺激しチェックします。)


「あれ?C8というのはどこの骨なの」と思いませんか?


以前お伝えしたように、首の骨(頚椎)には7つあると説明しました。それぞれに対してC1、C2・・・と呼ばれています。このC8は骨ではなく、頚椎神経根を表すもの。
頚椎からでている神経根はC1〜C8で、頚椎の骨はC1〜C7となっています。C1〜C7の神経根はちょうど同じ番号に対応するようになっています。

おそらく、頚椎の骨とほぼ同じ部分から神経根がでているので、同じ番号で記されていて、単純に、C7の次にある8つ目の神経根だから“C8”とつけているということだと思いますが・・・


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#14 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C7の場合)」

頚椎神経   中指 知覚テスト

上図(左側)にあるC7という神経に影響をもたらしている場合、どこをみるか?
筋力テストでは、二の腕(上腕三頭筋)を見る。肘を曲げた状態から伸ばしてもらう。伸ばそうとするときに抵抗を掛けて筋力をチェックする。そのほか、手関節屈筋群(手首を内側に曲げる動作)、指伸筋群(親指以外の指を反らす動作)でチェックする。

反射テストでは、肘の外側部分を軽くたたく。
知覚テストは、中指に刺激を与え反応を見る。(上図右側の部分)


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#13 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C6の場合)」

頚椎神経   前腕外側

上図(左側)にあるC6という神経に影響をもたらしている場合、どこをみるか?

この神経における筋肉を調べる場合は、“手の関節を伸ばす筋肉群(手関節伸筋群=バイクのハンドルレバーを手前に回す動きの時に働く筋肉)、と上腕二頭筋(力こぶができるところ)のそれぞれ筋力テストを行います。

反射テストは、親指から肘の方に向かってのラインに沿った部分(=腕とう骨筋)を刺激します。正常であれば、刺激と同時に筋肉が軽く収縮するのですが、この反応が低い場合は、神経根の病変が考えられます。

次に、知覚反応を調べる時、前腕外側、親指、人差し指、中指の部分に刺激を与えます。(上図を参照)このC6の神経とどの皮膚の知覚帯がつながっているかを覚える時に、親指と人差し指で丸を作り、中指を含めると数字の“6”の形になります。こうすると覚えやすいと思います。


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#12 「首(頚椎)の神経つながりシリーズ(C5の場合)」

頚椎神経   腕の外側

上図(左側)にあるC5という神経に影響をもたらしている場合、どこをみるか?

この神経に支配されている筋肉は、三角筋と上腕二頭筋です。
それぞれに筋力チェックを行います。(上腕二頭筋については反射チェックも行います。)
それぞれの反応から頚部の病変の関係性を確認していきます。ここでは、チェックの方法などの詳細は割愛します。

次に、知覚反応を調べる時、C5の場合は腕の外側(上図左側)をチェックします。ここをピンで引っかき感覚を見ます。もし片側に、感覚減退があれば、C5の神経または、腋窩神経(首の方から脇の下に向かってある神経)の欠陥が考えられます。


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#11 「神経学的レベルの検査」

頚椎の椎間板ヘルニアの病変によって、腕神経そう(C5〜T1)を通じて
腕または手、指に症状を呈することがあります。


よく、首が痛くなり症状が悪化すると、指先がしびれる、腕の外側に違和感があるなどの訴えをされる方がいます。それが、神経を通じて影響をもたらせていることにつながります。

そこで、腕や、手、指の神経学的な問題が頚部(首)の病変に関係があるかをチェックするために、“筋力” “反射” “知覚”の3つの領域でテストされます。

次回から、それぞれの頚椎の神経とどの腕、どの筋肉につながっているかを紹介します。
神経がどうこう書いてますが、簡単に首の神経と腕、手、指の神経とつながりがあって、なんらかの症状が現れると覚えてもらえばいいと思います。


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#10 「のどぼとけ」

甲状軟骨


ちょっといつもと違う話題で・・・。
喉仏(のどぼとけ)というものが喉の真ん中辺りにあります。
正式には“甲状軟骨”と言います。
喉仏と呼ばれるようになった由来は、その形状が座禅をしている仏様の姿に見えるから、このように呼ばれたそうです。

また、英語では“adams apple アダムのりんご”と呼ばれています。
なぜそう呼ばれているかは、調べてみてください。
ここでひとつ気になることがあります。
男性と女性の喉仏にについてです。
男性は、はっきり現れています。女性はわかりません、でも女性もあります。これは性ホルモンの影響だとあります。また、喉仏が現れてくると同時に、“声変わり”が起こります。

なぜ声変わりが起こるのでしょうか?

楽器で例えると、長い弦の場合振動幅が大きくなって、音は低くなりますよね。これと同じ現象が喉=声帯にも起こっているということです。ですから、かん高いかわいらしい声から、ちょっとお兄ちゃんらしい、おっちゃんらしい(?)声に変わっていくのです。


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#9 「首の大切な血管」

椎骨動脈

脳につながる血管は大きく分けて二つあります。そのひとつに椎骨動脈(ついこつどうみゃく)というものがあります。この動脈は、脳に流れる血液全体の4分の1を占めているそうです。
ある動作により、この血管に影響をきたすことで、めまい、ふらつき、吐き気、嘔吐、意識障害、視覚障害、耳なり、難聴、上肢のしびれなどが起こります。

ある動作とは、首を回したり、上下に向いたりする動作です。これをすることで、椎骨動脈を圧迫し上記のような症状が見られます。これを、椎骨脳底動脈循環不全とか、椎骨動脈圧迫症候群と言われています。この動作を行い症状の有無を確認する整形外科テストがあります。

日頃、首を回したり、上下に向けたりしていて、めまいがする、ふわふわする、気分が悪くなるなどのことがであれば、一度精査をおすすめします。


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#8 「頚椎椎間板ヘルニアそのA」

この症状には大きく分けて2つあります。
ひとつは、一方の肩や手の部分に激しい痛みや放散痛が生じるタイプです。
数日間、首の後ろ辺りに痛みや違和感があり、手や肩への激しい放散痛が続きます。だいたい2〜3週間ぐらいで山を越え、鈍い痛みやシビレが残る感じになり、少しずつ軽快していきます。

もうひとつは、両手のしびれ、手、指先の細かな動き(巧緻運動:こうちうんどう)ができないものがあります。また、両足の足先がしびれてきます。

首(頚椎)にはあらゆる神経が通っていますので、影響を受けると様々な症状が起こります。
そもそも、日頃から負担を強いられていますよね。
頭という重い物体が乗っかってます。


さて、頭の重さって何キログラムあるでしょうか?


それは、体重の約8%あります。
私の場合、体重56kg×8%=4,48kg になります。
4〜5kgのものがいつも首に乗っかり負担をかけています。
いつもがんばっている首への、日頃からのケアが欠かせないですね。


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#7 「頚椎椎間板ヘルニアその@」

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)(脊椎断面図)

ヘルニアという言葉を聞くと、真っ先に思い浮かぶのは、腰のヘルニア。
このヘルニアは首にも起こります。これを“頚椎椎間板ヘルニア”といいます。
(※ちなみに“ヘルニア”とは脱出という意味があります。)


首の骨である頚椎(けいつい)の椎間板の組織が壊れて、脊髄や神経根が急激に圧迫されて出現する症状です。

発症の原因としては、

・加齢による変形(椎間板の老化)
→これは、椎間板の内部に髄核(ずいかく)という水分を含んだものがあり、老化とともに水分が減少し、クッション性が低下して、頭の重さを分散できず、頚椎に大きなダメージを与え続けてしまう。下からの圧力もかかってきます。そのほか、むち打ち損傷、スポーツ障害などがあります。

これによりどんな症状が起こるかというと・・・
・後頚部の痛み、肩こり、背中の痛み、手や腕のシビレや痛み、手や指の動きがぎこちなくなる、歩行・排尿障害を起こすことがあります。

つづく・・・


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#6 「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)(側面図)

頭痛に関連する筋肉のひとつに“胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)”というものがあります。首を横に向けると、のどの横辺りに“すじ”のようなものが出ると思いますが、それがこの筋肉です。

この筋肉の働きは、

◎頭と首を安定させる。

◎首の過伸展と後方への働きを防止する。
(簡単に言うと、むち打ちの時、首が後ろに行き過ぎないように働いてくれる。)

◎嚥下(えんげ)や呼吸にも関係します。

◎肩甲骨の働きを代償し、姿勢の保持にも関係する。


とても首にとっては大切な筋肉です。肩こり、首のこり、頭痛の場合、この筋肉がこっているケースがあります。筋肉を押さえてみてこっている、少し痛みがあるという方に、簡単なストレッチを参考までにご紹介します。

●鎖骨の下に手をあてます。(手を交差させて当てるといいです。)
●当てた手を少し、下に降ろします。(皮膚を少し下に引っ張る感じです。)
●そのままの状態で、首を後ろに倒していきます。これで、ストレッチできます。(軽い伸びのストレッチです。)


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#5 「僧帽筋(そうぼうきん)」

僧帽筋(後面図)

背中全体に張り付いたようにある筋肉を僧帽筋(そうぼうきん)といいます。この筋肉が首のこととどういうつながりがあるのでしょうか?
実は、この筋肉が凝り固くなっていくと頭痛をもたらすことがあります。
それは・・・
この筋肉が後頭部(後頭骨の後ろ)についています。また首の後ろかた肩全体を覆っています。ですからこの筋肉が固くなっていくと、血流が悪くなり、神経を圧迫しじわじわと痛みが現れるようになります。

この筋肉が凝ってしまうと、首の後ろ、肩、上背部、左右肩甲骨の間に痛みが現れます。
前屈みの姿勢を続けていると、この筋肉にダメージをもたらします。
施術をしていて思うことは、僧帽筋が鉄板のように固い状態は、比較的男性に多いように思います。この場合大半の方が、肩こり、首のこり、頭痛をもっています。

日頃から背伸びをしたり、身体を丸める動作をとったり、身体をひねったりと背中の筋肉を使い、血行を促しコリを予防することをおすすめします。


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#4 「変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)」

変形性○○症という病名は、他の部位でもつけられています。(ひざ、脊椎、ひじなど。)
そのひとつに首の骨(頚椎)にも起こります。それを簡単にご紹介します。
この症状は壮年期以降に多いのが特徴です。


その理由は、加齢に伴い、首の骨と骨との間にある椎間板が薄くなったり、骨(椎体)の縁が棘上の突起ができて(骨棘)神経を圧迫したり刺激したりして痛みを起こします。
痛みを感じる部分も、首だけではなく、肩や腕、手指のしびれなどを自覚します。


ケアの方法として、首だけに注目しがちですが、首+肩(肩甲骨周辺)+鎖骨周辺、胸部、背中、腕の筋力維持、強化とストレッチが必要になってきます。首自身、いつも頭という重い物体を支えています。これだけでもかなりな負担です。日常的にも首をあちこち動かしたり伸ばしたりすることはほとんどないように思います。

日頃から首を動かし、筋肉を伸ばすことを心がけるだけでもかなり首は楽になってきます。首がしなやかになると身体の緊張も和らぎます。しっかりケアしていきましょう!!


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#3 「頭痛の原因となる筋肉」

頭板状筋、頚板状筋(後面図)

首の後ろ辺りから頭全体にかけてじ〜んとくる頭痛。典型的な緊張性の頭痛。

この頭痛に関係する筋肉があります。それが首の後ろにある筋肉の“頭板状筋(とうばんじょうきん)、頚板状筋(けいばんじょうきん)”です。これらの筋肉は、頭を後ろへ傾ける動作や左右にひねる動作の時に働きます。この筋肉の柔軟性と筋力があることで、しなやかな動きと頭を安定した状態に保持できます。

では、どんな姿勢のときに負担をかけてしまうかというと・・・


#2でもお伝えした“猫背”うつむき姿勢の状態です。
頭が前に倒れていますから、これらの筋肉が「前に行きすぎ!もとの位置へ!!」とがんばります。がんばりすぎて筋肉がつかれ、そして頭痛へと進展していきます。首の後ろがだるい、よく凝る方は、下記のページに首のストレッチを紹介していますので参考にしてみてください。

>>> 首に効くストレッチ


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#2 「ストレートネックとは」

「あ〜、首の骨がまっすぐになってますね。」

首の痛みや頭痛などで整形外科の先生からこのような話をされ、「ん?首がまっすぐ??」って思いませんでした。私もこの整体の世界に入る前、首はまっすぐだと普通に思っていました。見た目はまっすぐです、でも首の骨はゆるやかな曲線を描いています。

このまっすぐな首を『ストレートネック』といいます。

では、ストレートネックはなぜ起こるのか、どんなタイプがなるのか、症状はどうなのかをご紹介します。
一般的にうつむき姿勢になる方によく見られます。デスクワーク中心の仕事をされている人によく見かけます。つい首の方ばかり目が向きますが、実は猫背(胸椎の後湾)姿勢がもとでこのような首の形になってしまいます。

試しに、背中を少し丸めた姿勢を作って見てください。このとき首の角度も動きに沿って自然にしてください。頭はうつむき目線は下向きですよね。
次に、目線を正面に向けてください。あごが突き出て、首の後ろがだるい感じがしてくると思います。ストレートネックはまさしくこの姿勢です。

ストレートネックにより、首の痛み、肩こり、頭痛、手のシビレ、めまいなどの症状が起こります。また、背中の上部分(左右の肩甲骨の間)に慢性的な痛みが起こります。

対処法は、首の筋肉を鍛える、ストレッチをする。これがまず第一です。
細かく言えば、胸椎の後湾軽減、大胸筋、鎖骨下のケアなども含まれますが、まずは首周辺のケアをすることです。

また、枕!! これも大事です。自分に合った枕を使うようにしてください。
これは専門店でご相談を。


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#1 「首の骨(頚椎:けいつい)」

頚椎(首の骨)

首の骨についてですが、人間の首の骨は7つあります。
上位にある2つの骨(1番目=環椎と2番目=軸椎)はそれぞれ形状が違います。そして、3つめの骨から下へ行くごとに骨が大きくなっています。

7番目の骨は皆さんもすぐにわかると思いますが、頭を軽く前に倒して首の真後ろを触れると、ボコッと出ている部分が7番目になります。なぜわかるかというと、7つ目の骨の棘突起というでっぱりが一番大きいため、触れる状態にあります。

首の骨が正常に近いものは、真横から見た場合、少し弓なりになっていますが、猫背などで姿勢が傾くタイプの方は首の骨がまっすぐになっていることがあります。こうなると、首や肩のこり、頭痛などが起こりやすくなります。

そういえば、キリンの首の骨も7つあります。というか、哺乳類の首の骨はほぼ7本ですね。(ごく一部6本、8本の動物がいるそうですが)なぜ7本なんでしょうね?

重い頭を支え、動かしたり、体全体のバランスを取るために丁度よい数(=長さ)が7本だからでしょうか。調べてみる価値がありそうです。なかには、実際8本ある方もいると聞いたことがあります。







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